転職 お金 人間関係と 日本の伝統

人材業界20年の経験を元に 転職や職場環境、評価アップ、スキルアップ、人間関係の改善や対策に触れて行きます。また 日本の古典や伝統的価値観を交えて語って行きます。更には経済学で言う新自由主義が諸悪の根源と考えており、その方向からも述べます。なお政治的には中立で主義主張はありません。

日本の伝統的組織 百田尚樹氏 日本国紀

僕はブログを書く中で、前職の人材業界の経験から仕事や組織の問題について発信しています。それに関連して、日本の伝統的な和の精神について考えることが、いろいろな問題解決の解だと思っています。 

 

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人材業界の経験では、当然ながらいろんな人の人生やいろんな会社組織と絡んできたわけですが、
うまくいっている人や組織がある一方で、
当然問題のある人や組織もあります。

 

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問題のある所の多くは、中途半端に西洋かぶれしているといえます。
個性の時代だ、成果主義だ、能力給だ、正当な評価だ、など、道徳心のない利己的な空気が非常に強いと感じてきました。

一方で、いろんな本を読み漁る中で、これらの解決は日本の伝統的な考え方に全て紹介済みであるとも考えています。

 

 


本当によく読んでいたときには、年間200冊ペースで5年間、つまり1000冊の本を読みました。

そうすると、人や組織の問題は、既に過去に解決済みの事ばかりだと気づかされます。


ドイツのビスマルクは、賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ


と言ったそうですが、過去に学ぶ姿勢はとても大切だと思います。

特に古事記は素晴らしく、日本建国2678年の伝統の源泉だと気づかされます。
逆に言うと、日本が世界最長国家である理由がここにあると思います。


https://matome.naver.jp/m/odai/2143417509681869301

 

 

 

例えば、アマテラスは弟のスサノオの暴れぶりにすねて、天の岩戸に隠れてしまいます。現代風にはヒキコモってしまいました。
しかし そこから皆の助けのもと出てきて、やがて立派な大神となっていきます。

 

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この有名な教訓に学ぶ会社は、従業員の失敗に寛容で、皆でカバーしあい、皆で居心地の良い会社にしようと言う企業風土があります。

一方で、歴史に学ばない会社は、成果主義と 健全な競争で高い業績を目指す美名の下、従業員の失敗には考課のマイナスで評価し、組織の疲弊に向かいます。

 

 

 

そんな中、今とても注目している本があります。

 


このところアマゾンでずっと一位にランクされていますが、実はまだ出版さえされされていないので、驚きです。

それどころか、一切の宣伝もされていないそうで、本当にあり得ません。

その本は、百田尚樹氏の 『日本国紀』といいます。

 

 

 


氏は著書の紹介を

「『日本国紀』は、日本を褒め称えただけの本ではありません。 日本と日本人の素晴らしさを書いていますが、ダメなところや情けないところも書いています。書いていて苦しい時もありました。 しかし読み終えた後には、誰もが、日本に誇りを感じ、日本人であることに無上の喜びを覚えると信じています。」 

 

そして amazonの説明によると、『私たちは何者なのか――。 神話とともに誕生し、万世一系天皇を中心に、 独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。 本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と 激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、 壮大なる叙事詩である! 当代一のストーリーテラーが、 平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!』

 

 


百田尚樹氏の代表作は全て読んでいます。
永遠の0 は、映画館で泣いてしまい、その後原作を読んでもう一度号泣してしまいました。さらにもう一度映画館に行って最初から最後まで泣き続けて見てました。
海賊と呼ばれた男は、さらにその上を行く名作だと思っています。
カエルの楽園は、寓話の形をとっていますが、現代日本の恐ろしい危機をわかりやすく描いています。

 

百田尚樹氏の本の凄いところは、日本人が忘れてしまった、日本の良いところや、悪いところも含めた特徴を感動的に描いているところです。

 

今回の著書も期待感が高まっています。

 

出版日が楽しみです。