求人は景気によってすごく左右されます。
今ほど人手不足の時代は珍しくて、ほとんどの状況では、景気の良くなるときにはまず求人が増え、景気が悪くなるときにはまず求人が減ります。
特に私がメインでやっていた人材派遣ではすごく顕著で、
忙しくなってくればまず派遣から人を集め、暇になってくればまず派遣から切っていきます。
まさに景気の調整弁であり、おかげで景気の先読みをする力が、すごくつきました。
例えば夜のうちに、アメリカのダウが数百ドル下がれば、日本円もその日は数百円下がります。そんな状況が頻発してくると、景気が失速してきます。
すると、人事からの派遣の求人が徐々に少なくなってきて、契約更新の際には契約満了されることが多くなってきます。契約満了の通告は何年やってもほんとに嫌なものでした。
そんなことを20年もやってきたので、転職して別業界になった今でも、ダウ工業平均や為替相場は必要以上に敏感になっていて、時々そんな記事を見てははっとしてしまうものです。
また景気のことでもう一つ言うと、10年に1回ほど定期的に不景気がやってきてます。
87年にブラックマンデー
97年にアジア通貨危機
07年にリーマンショック
そんなんで17年はやばいと言われてましたが、平穏無事で過ごすことができました。
年があけて19年になったわけですが、どうも先行きが不安になっています。
日経平均も1日で数百円下がって、また戻ってを繰り返してます。
資産の投げ売りの連鎖が起こらないといいのになぁと日々願っています。
また、僕が注目している人で、京大の先生である藤井聡教授がいます。
安倍内閣の官房参与として
ご活躍だったのが、急に年末に退職してしまいました。今年の消費税増税に大反対の立場だったのですが、
ネットでよく今年はリーマンショック並みの不景気になると指摘され、増税反対の立場です。
転職するならば景気の見通しがとっても大事ですので、情報収集をきちんとやって間違えないことが必要です。
藤井聡教授の発信などは、とても参考になります。
転職するには今が最後のチャンスかもしれません。
景気後退局面になれば、絶対に動いてはダメです。